おはようございます。

コーチングパートナーの山﨑です。

 


今日も日中は、ずいぶん暑くなりそうですね。

この時期、たくさん出てくるのが虫たち。

 


私は虫が怖くて苦手でした。

中でも蛾は物心ついた頃から嫌いでした。

怖くて、図鑑でさえも直視できませんでした。

理由はわかりません。

幼稚園児の頃から嫌だ、怖いという記憶だけです。

 


私の中で、虫はなるべく見たくないものでした。

できれば、関わりたくないと思っていました。

 


男の子を出産し2年が経ちました。

周りからは、

 


男の子は虫捕まえてくるよ!

 


ポケットからダンゴムシ出てくるよ!

 


と言われていました。

 


私は虫は絶対に無理!!

断固拒否で!と決めていました。

 


そんな私とは裏腹に、息子はどんどん虫に興味を持っていきます。

 


アリやチョウチョ、ダンゴムシ等色んな虫を見つけては

『うわぁ〜!!アリさん!!おっきい!』

等と言いながら、しゃがみ込み、観察モードに入ります。

 


はじめは、虫かぁ…どうしよう…と思いながら、

うん、アリさんいるねー

なんて言っていました。

 


息子のあまりに目を輝かせる姿にそんなに面白いの?

と、一緒に観察してみました。

 


しばらく観察して満足すると息子は

 


アリさん、バイバイ!

 


と手を振りました。

 


その時、私の中で虫の存在が変わった感じがしました。

 


虫さん、バイバイって。。。

虫さんたち、健気に生きてる。。

よく見ると可愛い。

虫さん、ありがとう。

 


虫が、かけがえのない存在に思えたのです。

 


えっ⁇可愛いってホントに?

 


自分でも自分の感覚を疑ってました。

 


図鑑を見ることすら嫌だった私なのに、図鑑を一緒に見たり、虫を探したり。

虫グッズまで買いました。

 


今までの怖い、嫌いはなんだったんだろうって思います。

今では、自然の作り出した蛾の羽根のデザインを素晴らしく美しいなぁと思ったり。

 


長年、見えなかったものがやっと見えた感覚です。もちろん、今でもギョッとする事もあります。

 


自分で見えなくしていたものが見えた時、

とっても新鮮で嬉しさが込み上げてきました。

 


今から、親子遠足に行ってきます。

可愛い虫たちと出会いが楽しみです。f:id:coachingpartner:20190519082541j:image